卒業生インタビュー

インタビュー:卒業生の活躍

公認会計士試験に3回生で合格し、監査法人へ就職!

田中 蘭音也 氏(EY新日本有限責任監査法人 日本公認会計士協会準会員・86回卒業)

略歴 日本公認会計士協会準会員。2016年、兵庫県立川西北陵高等学校卒業、本学経営学部ビジネス法学科入学。2018年11月公認会計士試験合格。2019年2月、在学中にEY新日本有限責任監査法人に学生非常勤社員の制度があり入社。2020年3月、大阪経済大学経営学部ビジネス法学科卒業。

—司会 田中さんは大学3回生のとき、公認会計士試験合格という快挙を遂げられました。そもそも、どのような志望動機で本学へ入学されましたか。

田中
高校生の頃、大学をいくつか見学した中で、特に学舎が美しく、印象に残ったのが大経大です。高校の指定校推薦枠に経営学部ビジネス法学科が入っていて、仕事に直結した内容が学べそうだったので受験しました。

—司会 いつ、公認会計士試験の勉強を始めたのですか。

田中
1回生の秋です。入学して間もない頃、「キャンパスライフは楽しいけれど、それだけの4年間にならないよう、何か大きな目標を立てよう」と、気持ちを切り替えたんです。大学の資格講座ガイドを見て、まず日商簿記3級、2級を取得。その後、公認会計士試験の勉強を本格的にスタートさせました。

—司会 井形先生との出会いについて教えてください。

田中
ゼミが始まる前から井形先生の講義を受けていたのですが、理論の押し付けではなく、航空会社など実際の企業を題材にした興味深い内容だったんです。だから先生のゼミを希望しました。

井形
私の教えているのは経営学なので、直接的な公認会計士試験の指導ではないのですが、公認会計士志望者が3人、ゼミに入ることを希望してきました。面接時、ほかの2人は「ゼミに入って一生懸命、勉強する」と言ったのですが、田中君はすでに資格試験の勉強を始めていて「ゼミをフルに受けられるか心配です」と言うんです。率直でユニークなところに驚きました。

—司会 私は大阪市職員として働きながら本学二部で学んだのですが、押し付け型の講義ではなく、一人ひとりの目的に合わせて柔軟に対応していただいて助かりました。本学の特徴の一つだと思います。

田中
井形先生もフレキシブルに対応してくださいました。ゼミのカリキュラムにはないのに、公認会計士試験出題者の著作・論文をゼミで取り上げていただいたり、服飾が好きなゼミ生のためにアパレルの題材を扱ったり……、ゼミ生の興味にあわせた題材をとりあげ、学生の意欲につながる授業をされています。これにより実践的で幅広い視野を得ることができました。

井形
試験出題者のある著作を読んでいくとき、私が理解するのと同じ速度で田中君が付いてきて、彼の能力の高さに驚きましたね。私は、ゼミ生たちを大切な教え子と思っていますし、同時に責任を持たなければいけないと思っています。田中君の公認会計士試験合格はたいへん感慨深く、ケーキを買ってゼミのみんなでお祝いしました。

田中
大経大は教員と学生の距離が近い、とよく言われますが、井形先生も相談しやすく、両親とはまた違った側面からいろんなことを教えてくださって、とても感謝しています。

—司会 大学の勉強と受験勉強を両立するのは大変なことです。時間的に、アルバイトはできないですよね。

田中
2回生の12月に1次試験(短答式試験)、3回生の8月に2次試験(論文式試験)というスケジュールでとても忙しく、図書館にこもって勉強していました。経済面でも、公認会計士試験用の講座受講料は高くて大変なのですが、大経大の支援制度はとても手厚く、頑張って結果を出せば、全額返ってくる場合もあります。

—司会 資格取得の充実した支援制度を、もっと多くの学生に知ってほしいですね。また、本学の図書館の蔵書数はかなり充実しているそうですね?

井形
昭和初期の浪華高等商業学校の開設時から大量に収集したようで、総合大学並みの蔵書を誇っています。

田中
私は図書館をものすごく活用しました。シラバスを全部読んで、図書館で関連本をすべて読み、講義の出席不足をカバーしたこともあります。

—司会 今後の目標と、学生へのアドバイスをお願いします。

田中
今は、目の前の仕事に精一杯取り組んでいますが、前に進んでいくためには目標を立てることが必要だと思っています。苦手な英語を克服して仕事の幅を広げたいし、公認会計士の知識を生かしつつ、介護福祉業界にも関心をもっています。さしあたって、実務経験を経て公認会計士の修了考査に合格することが目標です。在学生の皆さんも、何か大きな目標を見つけて頑張ってほしいです。

—司会 公認会計士試験を受ける学生への助言をお願いします。

司会=広報部・𠮷仲 美智子

田中
私は「短期的にネガティブ、長期的にポジティブ」というスタンスで勉強しました。つまり、長期的には自分を信じることが大切ですが、短期的には改善・努力を重ねていくこと、自分を過信せず行動に移すことが大切だと思います。公認会計士の受験生は、他の大学の学生や社会人など
多様な人と関わります。そのおかげで、私も視野が広がったり、考え
方が変わったり、さまざまな影響を受けました。これも試験を受ける
大きなメリットだと思います。

—司会 ありがとうございました。

 

こちらは 同窓会誌「澱江56号」掲載の記事です

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