2013
 
「日々の努力で目標達成を」
 …新入生が宣誓
1973名が喜びの入学

 2013年度入学式が4月1日(月)A館(70周年記念館)「フレアホール」で開かれた。

 今年度の入学者は経済学部、経営学部第1・2部、人間科学部、情報科学部で1911人、大学院52名の合計1973名。午前と午後の分かれ挙行された。真新しいスーツなどに身を包んだ新入生は少し緊張気味ながら春の日差しを受け、元気に式典に臨んだ。

 吹奏楽部、グリークラブの歓迎演奏、合唱のあと来賓として、佐藤武司大樟会々長、中川千恵後援会(在学生の父母団体)々長が紹介された。

 永光俊学長は「この3月に卒業した79期生を加え、同窓生は8万9千人弱となりプライドを持って今、社会の各方面で活躍されています。創立80周年事業のキャンパス整備は建物が次々と完成しました。最後は皆さんが受ける授業やゼミなどに使用される、本学のシンボルともいえる校舎がこの秋に完成します。本学の教育の特徴は、ゼミの経大、マナーの経大、就職の経大です。また2012年の卒業率(ストレート)は78lでした。皆さんも4年間で卒業するよう頑張ってください。学生生活ではクラブ・サークルに入って欲しい。現在7500人の学生のうち20lがクラブ、37lがサークル活動をしており半分以上になります。就職は厳しい中、1年生から就職支援センターを利用してください。

 4年間の学生生活を送る上で、1)社会に出て行く基礎作りとして「志」をもつこと 2)「お陰様で」という気持ちをつねにもち続ける 3)建学の創始者、黒正巌先生が言われた「道理は天地を貫く」という意味を4年間じっくり考えて社会人として生かして欲しい」と式辞を述べた。

 勝田泰久理事長が式辞として「大学生は社会人の第一歩として大人の扱いを受け自覚を求められます。日々おごることなく今日を忘れずに努力して欲しい。 高校時代より自由なだけに自主・自立と本当の責任とは何かを求められます。責任と義務が伴うわけです。また4年間でしっかりとした目的、目標を持つ。これには授業を通じ自分は何に関心があるかを見つけて欲しい。そして心配や不安、悩みを感じる時代の中、友人を持つこと、これが大事です。このためクラブやサークルに入られることをお勧めしたい。クラブ経験者の就職内定は早いようです。皆さんには本学の140名の教授、350名の講師、150名の職員が一人ひとりに十分な力がつくよう支援体制を敷いています」と判りやすく述べた。最後に全員が起立して学歌を斉唱した。

広報部長 平田 義行

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